パソコンやスマートフォンなど、仕事中だけでなくプライベートな時間でも、目を酷使しているのが現代人特有の特徴と言われています。
そんな中、男女を問わず幅広い年代の方が実感しているのが、目の疲れです。目の疲れだけならまだしも、目が疲れることによって体中の様々な部分に何らかの症状が発生してしまい、疲れやだるさ、痛みを伴う場合もあるようです。
今回は、仕事やプライベートを問わず目の疲れを感じたとき、どんな症状が現れているのかについてアンケートを実施してみました。
【質問】目が疲れたと感じたときに現れる症状といえば?
【回答数】
肩こり:38
不快感:26
腰痛:0
熱っぽさ:4
その他:32
やはり目の疲れは肩こりを引き起こす原因だった!
今回のアンケートで最も多い意見となったのが「肩こり」で、全体の38%を湿るという結果になりました。
なぜ肩こりという選択肢が最多になったのか、その理由を見てみると、
- パソコンを長時間使った後には、首が張ったような肩が重いような感覚で辛いです。
- パソコンなどを見ている時間が長いと目が疲れたと感じると同時に、肩こりも感じるので。
- 長時間PCやスマホなどをして目が疲れてくると首から肩にかけてが強張ってしんどくなります。
という意見が多く見られました。
これらの意見から推測できるのが、パソコンやスマートフォンを使っているときに目の疲れが発症しやすく、その結果、肩こりという症状に通じてしまっていると言う点です。
特に、パソコンやスマートフォンなどの機器と肩こりの直接の因果関係と推測出来るのが、姿勢のようです。
使用している間、常に肩を張り続けて居たり、知らず知らずのうちに猫背姿勢になってしまったりと、姿勢から筋肉が硬直してしまい、結果として目の疲れから肩こりへと影響していることがうかがえます。
目の疲れは様々な症状の原因となるばかりか、不快感の原因にも
1位となった肩こりに次いで「その他」と「不快感」という結果になりました。
2位となった「その他」についての理由を見てみると、
- 目がかすみ日常動作に支障が出ます。そんな時はこめかみを自分でマッサージして改善しています。
- 目が疲れたなと思うときはありますが、特に症状は認識してない気がします。
- 疲労感、眠気、目の痛みがあります。ほかは、特に無いとおもいます。
- コンタクトを装着しているので、目の中でゴロゴロする感じがしてくる
- 目の辺りを中心に、頭などまで重くなってくる感じが不快だからです。
という意見が大半を占めており、このことからも、痛みを伴うだけでなく疲労感や眠気なども目の疲れから発展する症状と言う事がうかがえます。
更に、3位となった「不快感」を選んだ方に多かったのが目を中心とした周辺組織の不快感や違和感などの症状で、痛みを伴うだけでなくだるさや集中力を失ってしまうような症状に発展すると言う事もわかりますね。
更に、コンタクトを使用していると、いわゆる目のゴロゴロ感が更に顕著になってしまうということもあるようです。
目の疲れは様々な症状を引き起こすトリガー
今回のアンケートを通じ、目の疲れは体中の様々な症状のトリガーとなる可能性が非常に高いということがわかりました。
特に、現代人にとって欠かすことができないスマートフォンやパソコンなどを使用しているときほど、目の疲れや不快感、痛みなどが発症しやすくなってしまう為、如何にして目の疲れを軽減しながら付き合っていけるかどうかが大事といっても、けっして過言ではないようですね。
目の疲れを感じてしまったときには、ほんの少しでいいですから休憩をして、更なる症状へと発展しないように意識してみるといいかもしれません。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年2月12日~2月19日
■有効回答数:100サンプル