冬になるとやってくるのが体の冷えです。手先や足先の感覚がなくなってしまい、日常生活を送るのもおっくうになりがちです。特に女性は血管が細いため冷えやすく、より深刻な体の悩みと言えるでしょう。何とか冷えとは無縁の生活を過ごしたいものですが、どんな方法が効果的なのでしょうか。
皆さんが実践している、冷え対策について聞いてみました。
【質問】様々な影響を及ぼす「体の冷え」。あなたの対策法は？
【回答数】
腹巻をする:9
ホッカイロを使う:13
温かい飲み物を飲む:36
毎日欠かさず靴下を履く:25
その他:17
体の中からポカポカに。温かい飲み物作戦は効果あり！
最も多かった回答が「温かい飲み物を飲む」で、実に全体の3分の1以上の回答が集まりました。
- 毎朝、温かい飲み物にしょうがパウダーを入れて体の内部から温めています。
- しょうが湯など飲み物を飲むと全身的にあったかくなるイメージがある。
- いろいろ試したけど、やっぱり白湯が一番。時間があるときはチャイを作る。
- 温かい飲み物を飲むようにして、夏でも氷が入った飲み物は飲まないようにする。
何を飲むかも好みが分かれるところですが、一番多かったのが「しょうが」でした。漢方薬の原料としても使われ、その効果は経験に裏付けられたものだと言えるでしょう。血行を良くし、体を温める効果が期待できます。その他にはデトックス効果を高めるとされる白湯や、夏の頃から、冷たいものは口にせず、体を冷やす習慣をつけない方法も有効と言えそうです。
ホッカイロは大半がお腹に貼るのに、腹巻愛用者は少数派
その他の回答では、順に「毎日欠かさず靴下を履く」「ホッカイロを貼る」「その他」「腹巻をする」という結果になりました。
- 足元を冷やすと体全体が冷える気がします。足元から温めとかないと
- ホッカイロ使用します。ピーク時はお腹・背中・足に貼って温めます。
- 体の冷えには色々試した結果、腹巻をするのが一番効果的であたたまる。
衣類で対応する、と言う意見でも、靴下と腹巻とでかなり順位が違うのは、実際に冷えている足先そのものに効果的という印象が強いからだと思われます。ホッカイロを貼る場所をどこにするか、という意味でも同じような考えだと言えますが、体幹や内臓、太い血管を冷やさないようにした方が効果的とされるので、腹巻を実践してみた方はその結果に納得して続けているのでしょう。効果的でもオシャレでないイメージが先行するのが、順位を落とした原因なのかもしれません。
その他の意見には、湯たんぽ、運動、毛糸のパンツ、ネックウォーマーなど、数多くの意見が見られました。
それでも駄目なら、プロに相談するのも手
寒い時期になると血の巡りが悪くなり、体を動かすのも億劫になりがちです。するとさらに血流が滞り気味になるので、余計に冷えがひどくなる、という悪循環に陥りかねません。
日ごろから温かいものを口にしたり、お腹を冷やさないようにしたり、生活面で注意できることは取り込んでいった方がいいのは当然ですが、自分たちで出来ることに限界を感じたらプロの力を借りるのも良いでしょう。整体で相談すると、体の凝りやバランスの崩れといった根本を改善してくれるので、冷え知らずの体作りのお手伝いをしてもらえるかもしれません。
■調査地域：全国
■調査対象：年齢不問・男女
■調査期間：2015年2月12日～2月19日
■有効回答数：100サンプル