寝違い

寝違いある日、朝目覚めたら頸に覚えのない激痛が走った、そんな経験のある方も多いのではないでしょうか?
頸の後ろや横に起き上がるのが困難なレベルでの痛みが出てしまう方もいらっしゃいます。
頸の痛みだけでなく、頭痛や肩こりといった症状を併発することもあるようです。
「疼痛性頸部拘縮」とも呼ばれる寝違えの症状は、日常生活に支障をきたすような痛みになってしまう場合もあります。
そもそもなぜ寝違えが起こるのかというと、一番に考えられるのは、就寝時に長時間同じ体勢のまま、且つ不自然な状態で寝入ってしまったことです。
基本人間は就寝中寝返りを打つことで、重力により体にかかる負担を分散させています。
ですが、寝ている時に寝返りが少なく同じ体勢のまま寝入ってしまうと、首の関節や筋肉にかかる負担が分散せず集中してしまう形となります。
そのため、負担の集中した箇所が捻挫や炎症を起こしてしまい、結果目が覚めてみると頸付近を痛めてしまっているというケースが多いようです。
痛みやはりがあるとストレッチやマッサージをして伸ばしたりゆるめようとしてしまいがちですが、寝違えの際にそれは禁物です。
というのも、寝違えは首の関節や筋肉が炎症を起こしている、要するに傷ついている状態になります。
症状が出てから2~3日、痛みが強く動かすのが困難な状態のときは、患部を無理に動かさず、冷やしたり冷湿布を貼るなどして炎症を抑えることに専念します。
また、熱を持っている状態ですので、そこに新たに熱を加えると悪化する恐れがあります。
お風呂に入るのは問題ないのですが、熱湯や長湯は控え、軽く済ませた方がよろしいでしょう。4~5日経って痛みが和らいできましたら、今度は逆にお風呂にゆっくり浸かるなどして体を温めるようにします。
熱湯ですと表面上しか温まらず交感神経が優位になり毛細血管が細くなって血行が悪くなりますので、お湯の温度は40度以下にし、芯までしっかり温めていきましょう。
血行を促進し患部へと新鮮な血液を送ることで栄養素や酸素をより多く運び、患部の回復を手助けしていきます。
また、この時期から少しずつ患部周辺のストレッチを行い、強張りを緩めていくのも大切です。
ただし、痛みが出た場合にはすぐに中止してください。あくまでも気持ちの良い範囲で行うことで心身ともにリラックスでき、より緊張が緩みやすくなります。
寝違えというのはそもそも普段から仕事などで同じ姿勢を取っていることが多く、肩・頸周りの筋肉の緊張が強い方は特に起こりやすい傾向にあります。
予防の為にも肩・頸筋肉の緊張だけでなく、地続きになっている背中や腰の筋肉に関してもストレッチをするなどしてゆるめる習慣をつけていきましょう。
また、生活習慣により骨に歪みが出ることで筋肉にかかる負担に偏りが生じ、その結果緊張やこわばりが出やすい体の状態になってしまっていることも考えられます。

トムソンベット

武蔵小金井駅前整体院ではトムソンベッドを使用し、体に負担がかからず痛みのない施術により骨盤矯正を行うことで、寝違えの原因にもなり得る骨の歪みを矯正しております。

ES-530

また、寝違えを起こしてしまった場合でも様々な電気刺激モードを搭載した総合電気刺激装置【ES-530】を使用し、症状の緩和や回復を促進することも可能です。患部のテーピング等もおこなっております。
寝違えの予防にも寝違えを起こしてしまった場合の治療にも、武蔵小金井駅前整体院をぜひご利用ください。