思い当たる節の無い腰痛、その原因は筋肉の緊張にあり?【武蔵小金井駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

特に原因が思い当たらない腰痛は、関節や骨に問題があるのではなく筋肉によって痛みが引き起こされているかもしれません。というのも、筋肉は緊張すると周辺の血の巡りが悪化してしまい、それが結果として痛みのきっかけとなるのです。

筋肉は、動かしても逆に動かさなくても緊張するケースがあります。それ以外に、筋肉が断裂することで凝固し、結果断裂した付近が緊張を起こす場合もあります。また、断裂を繰り返すことで筋肉が石灰化や骨化してしまうことも有り得ます。

上記の中でも特に多いのが、筋肉を動かさないことで生じる筋緊張です。
このケースは慢性的な症状に陥りやすく、巡りも悪い為緊張させる物質が筋肉に留まって滞っています。筋緊張が持続する上に緊張した筋肉は伸び縮みしにくいので、その周囲の筋肉も運動が必要な状態です。結果として、更に緊張が持続してしまうという負のループに陥ってしまいます。
その痛みを避けようとして姿勢が悪化していると、身体の歪みにつながります。身体が歪むことで身体に掛かる負担に偏りが生じ、より腰の痛みが強くなる可能性もあります。

こういった腰の痛みを和らげるには、腰周囲の筋肉を動かすのがおすすめです。中でも、筋肉をゆっくり伸ばす軽度のストレッチが効果が期待できます。立った状態で背中の後ろで手を組み、ゆっくりとお辞儀をしましょう。これで、背中の真ん中辺りの筋肉をゆるめていきます。深くお辞儀をしても痛みなどが無く大丈夫であれば、お臍を覗くイメージでお辞儀をすると腰付近の筋肉も伸びていきます。四つん這いの状態で息を吐きつつ背中を丸め、姿勢保持に重要な脊柱起立筋を伸ばす運動もおすすめです。

こういったストレッチは腰痛の改善に効果的ですが、痛みがある状態で行うと悪化させてしまう可能性もあります。
痛みが治まった後、無理せず身体の状態を見つつゆっくり行うようにしましょう。ストレッチで快方に向かわない際には、日々の食事を見直すのも効果が期待できるとされています。また、思わぬ病気が隠れている場合もありますので、心配な場合は一度病院にて検査を受けてみてください。